昇段審査

【まとめ】剣道昇段審査学科回答例-剣道修行の目的―

剣道の昇段審査で意外と曲者となる学科試験ですが、今はネットを調べたら色々なサイトで模範解答が載ってます。

今回は

【剣道の修行の目的】

についての模範解答をまとめていこうと思います。

たくさんの種類の模範解答を載せておくので、自分が覚えやすいように組み合わせてみてください。

一番最初に全日本剣道連盟の記事を書いておきますので、それをベースに書けばまず間違いないと思います。

剣道の理念
剣道は剣の理法の修練による
人間形成の道である

剣道修練の心構え
剣道を正しく真剣に学び
心身を錬磨して旺盛なる気力を養い
剣道の特性を通じて礼節をとうとび
信義を重んじ誠を尽して
常に自己の修養に努め
以って国家社会を愛して
広く人類の平和繁栄に
寄与せんとするものである

全日本剣道連盟

剣道を修める目的は、「心を磨き」「体を鍛え」「技を習得する」ことである。

剣道は単に竹刀で打ち合い、勝敗を決めるだけの競技ではない。
剣道を通して、健康な体を作り、人間として健全な心を育て、正しい礼儀を身につけるために稽古をするのである。

これらを通して、争いや暴力を目的とした武道修行ではなく、健全な社会人としての人間形成を果たすべく学ぶものである。

kenjoy!! From KENDO PARK

剣道は、剣の理法の修練による人間形成の道であって、日本の歴史とともに私達の先祖が永い間努力と工夫をこらして、実生活の中に取り入れ、その尊い経験から生み出された立派な運動文化である。
昔から日本は、尚武(しょうぶ)の国と言われてきたが、これは闘争を目的とする武力ではなく、健全な真の平和を築くための武道である。剣道の修業は、健全な身体の育成、鍛練と精神を養うことを目的としており、修業的な意味も含まれているので修行ともいう。
剣道を修めることにより、次のことを達成する。
(1) 心を磨くこと。
(2) 身体を練り鍛えること。
(3) 技を修得すること。
(4) 礼儀、作法を修得すること。
(5) 信義(しんぎ)を重んじる人間を形成する。

http://www.eonet.ne.jp/~takaokakendo/dansinsa/gakkakaitourei.pdf

剣道は、剣の理法の修練による人間形成の道であり、日本の歴史とともに私たちの先祖が長い間努力と工夫をこらして実生活の中に取り入れ、その尊い経験から生み出された日本独自の運動文化です。

昔から日本は「尚武」の国と言われてきましたが、それは闘争を目的とする武力ではなく、健全な真の平和を築くための武道であって、自己の健康体と健全な精神力を作り上げることを目的とします。

ですから、まず、(1)技を身につけること、(2)身体を鍛えること、(3)心をみがくことを、剣道修業の目的として励みます。

剣道は、ただ竹刀で打ち合い、勝敗を競うだけの競技ではなく、剣道を通じて、健全な身体と心、正しい礼儀を身につけるために稽古するものです。そして、これら剣道の稽古で身につけたものは、剣道を離れた普段の生活のさまざまな場面でも生きていくようにしなければなりません。

BUSHIZO

剣道形は、剣道の技術の中でもっとも基本となるもので、理にかなった正確な打突、機敏な動作、間合い、気合いの修得、悪い癖の矯正などに役立ちます。形式だけでなく、本来の目的を理解し、稽古や試合に応用できるように身につけていくことが大切です。

 剣道形の効果としては、次のようなことが言えます。

礼儀が正しくなり、落ち着いた態度が身につく。

姿勢が正しくなり、観見の目がきくようになる。

技術上の悪いくせを取り除き、正しい太刀の使い方を覚える。

動作が機敏になり、間合の取り方を覚える。

気合が練れて、気魄が充実する。

さまざまな心技両面の理合いが習得できる。

気品や風格が備わり、気位も高まる。

段位審査会学科 過去問題集

剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の

道であって、日本の歴史とともに私たちの

先祖が永い間努力と工夫をこらして、実

生活の中に取り入れ、その尊い経験から

生み出された立派な運動文化である。

昔から日本は、尚武の国と言われてきたが、

これは闘争を目的とする武力ではなく、

健全な真の平和を築くための武道である。

剣道の修業は、健全な身体の育成、鍛練と

精神を養うことを目的としており、

修養的な意味も含まれるので修行とも言う。

【 我流 十兵衛の備忘録 】

剣道形は各流派のすぐれた技を集め、剣道の技術の中において最も基本的な打突法を組み立てたものです。礼式、構え、間合い、攻め、打突、気合い、残心など、すべての術技ともいえるもので、次のような目的を達成することが出来る。
1,正しい礼儀が身に付く。
2,正しい姿勢ができ、落ち着いた態度が身に付く。
3,眼が明らかになり、相手の動きや気持ちを観察できる。
4,足の運びが良くなる。
5,悪い癖が直り、太刀筋が正しくなる。
6,気合いが錬れて、気魂が充実する。
7,動作が機敏、軽快になる。
8,適切な間合いを知ることができる。
9,打突が確実となる。
10,数多く修練することによって、気品や風格ができ、気位が高くなる。

剣道用語集 剣道豆知識

剣道修行の目的はその技法の練磨、すなわち形、居合、竹刀打ちの技法の一致及び体当たり、足払い、組打ちをも行なう真の
格闘技として鍛錬し身体を鍛え、進んでは一打一突に身命をかけ気力を養い、修行で得た信念をもって権力におもねることなく、
功利に流されることなく、正邪を明らかにし生涯を全うし、自己の属する社会、国家、民族のため寄与することである。

日本剣道協会

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